実例付き|職種が変わるけどどうするの?|看護師から保健師へ転職する際の志望動機

ナースの叫び

こんにちは、ぽてです!

看護師と保健師の両方を経験してきた私ですが…

私の詳しい経歴はこちら

今日は看護師から保健師へ職種を変える際に自分の経験と志望動機をどのように

繋げたのかということについて書いていこうと思います

看護師をやめて保健師になろうと思った理由は?|志望動機について

病院の人間関係が原因だったり、シフトがきつかったり

看護師から保健師へ転職しようと思うきっかけや正直な動機は実際様々だと思います

しかし、そんな理由を正直に履歴書に書いたり面接で言ってしまったりすると

それなら病院をやめたかっただけでうちで働きたい理由にはならないよね

と思われてしまいます

面接では新卒の子たちとも戦っていかなければならず

せっかく看護師として働いてきたという貴重な経験があるわけですから

それを志望動機にポジティブに関連づけられるのがベストだと思います

看護師から母子保健師へ転職した私の実例

私は救急外来の看護師として働いた後に全く別の分野である母子保健師へ転職したわけですが

転職を決めた際、まずは救急看護師と母子保健師に共通する部分を考えました

私は小児や妊婦さんも搬送されてくる救急外来で働いていたので以下のような志望動機を考えました

救急外来では未受診妊婦の産み落とし事例や陣痛が始まって初めて病院に運ばれてくる若年妊婦を実際に見てきました。また、火傷や外傷の子どもが搬送されてきた時には必ず虐待のスクリーニングを行っていました。

そういった妊婦さんや子どもたちが病院に運ばれてくる前に、地域でフォローできるのは保健師です。病院に患者さんとして救急搬送される状況に陥る前の段階でそういった方々をサポートしていきたいと思ったからです。

看護師として実際に経験してきたことと転職後の保健師業務を関連づけました

虐待の早期発見や未受診妊婦、若年妊婦のフォローは保健師の仕事と切っても切れない部分ですから

相手方に「そうそう!そういう視点が大事なのよ!」と思ってもらえるような志望動機にしたのがポイントです

また、母子保健師は行政への就職なのでその自治体の特徴や自分とその自治体との繋がり(生まれも育ちもこの土地で…)等

なぜその自治体を志願したかということも組み込めたら良いと思います

産業保健師の例

私は保健師に転職する際、もともと産業保健師への転職を希望していたのでそちらの志望動機も考えていました

私の考えた志望動機は以下の通りです

救急外来では遺書と一緒に搬送されてくる飛び降りの患者さんや心肺停止で搬送されそのまま亡くなった患者さんのご家族が「朝まで元気にいってきますって言ってたのになんで…」と泣き崩れる姿を見てきました。

そういった患者さんやご家族の姿を見て、最悪の状態に陥り病院に救急搬送される前の段階で疾患の早期発見や予防をしていきたいと思ったからです。

産業保健は“予防医学”の分野であり健康増進、早期発見、早期治療が要となります

今まで自分がしてきた仕事と予防医学とを関連づけることが大切です

現在はストレスチェックも導入されており、メンタルヘルスも重要視されているので

精神科患者さんと関わった経験があればそれを書いてみるのもいいのではないかと思います

また、産業保健師は企業への就職なので

「産業保健師になれるならどの企業でもいいんじゃない?」と思われないように

その企業の特色を調べ、なぜその企業で働きたいのかということを明確にしておく必要があります

看護師から保健師への転職|志望動機 まとめ

  • 看護師をやめたネガティブな理由をそのまま志望動機にしない
  • 看護師の仕事と保健師業務の共通する部分を探す
  • 母子保健師は虐待や特定妊婦のフォロー、産業保健師はメンタルヘルスや予防医学などその分野で必要とされているポイントと今までの経験での共通点を考える
  • 面接を受ける自治体や企業の特徴を調べてなぜその自治体、企業で働きたいのかという理由を明確にしておく

職種が変わる転職では志望動機を考えるのにも悩むのもですが、

看護師の大変な仕事に耐え抜いてきたという経験は自分が思っている以上に大きなアピールポイントになります

看護師としての経験をうまく組み込んで志望動機の時点から「お!他の人と一味違うぞ!」と

思ってもらえるような志望動機を考えていきましょう

看護師から保健師へ職種が変わる転職での自己PRについてはこちら

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